探求のある社会科の授業を目指して

関西の公立小学校で働いています。社会科の授業を楽しくするための授業ことを書いています。

社会科の人気⑥

また、社会科で好きなところについてこんな意見も多かったです。

 

 「自分が知らない社会の仕組みを教えてくれる」

 

社会科の存在意義は、まさにこれではないでしょうか。国語、算数、理科で学んだ知識・技能を使って、いま生きている社会を読み取ること。そのきっかけになるのが社会科の授業であるはずです。小学校の社会科では

 

 3年生…地域 工場・農家 道路 鉄道 警察 消防 昔のくらし・道具

 

 4年生…自分の住む都道府県  水 ゴミ リサイクル 災害

 

 5年生…日本の国土 米づくり 農業 自動車 メディア 情報 輸入 輸出

 

 6年生…政治 歴史 国際

 

を学びます。中学校では、小学校学んだことを更に深めるために地理、歴史、公民の3つの分野に教科書が分かれています。

 わたしたちが普段生活していく上で必要な社会的知識は、小中学校の知識で対応しています。だからこそ教師は、子どもたちに押さえてほしいことを外してはいけないと思います。それでは何を押さえて授業で学ぶのでしょうか。