消防署①
教科書の問い
「わたしたちの市の消防署は、どこにあるのだろう」
↓
「なぜ、その場所に消防署があるのだろうか」
3年生では消防の学習をします。最初に自分の地域にどれぐらいの数の消防署・出張所があるか調べます。これは、各市町村のHPに住所が記載されていますので、市の地図を用意して、印を付けていけばいいと思います。印を付けていくとわかるのですが、近隣に消防署がいくつかある場合と、ひとつしかない場合など、ばらつきがあることが確認できます。これを子どもたちに問います。
「なぜ、地域によって消防署の数のばらつきがあるのか。」
予想される答えは。
・住んでいる人が多い、少ない
・家の数が多い、少ない
・お店(飲食店)が多い、少ない
・川や海の近くで水が多い
・山が多く、水が少ない
・キャンプ場があって外で火を使うことが多い
などでしょうか。それでは、法的にはどうなっているのでしょうか。消防庁の資料に詳しく書いています。市街地の規模で決まります。ここで定義されている市街地とは「建築物の密集した地域のうち、平均建ぺい率がおおむね10%以上の街区がひと固まりとなり人口1万人以上となっている区域」のこと指します。